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学長あいさつ

学長からあなたへ

大阪健康福祉短期大学 地域総合介護福祉学科 安来キャンパスへようこそ。

 この大学は、保育や介護の現場で働く方々や福祉の充実を願う人々の思いで出来上がりました。大学としては未熟ですが、長年保育・介護の現場で働いてきたベテランの講師陣と温かくみなさんを迎えてくれる実習現場があります。
 人生の今後について迷っていることがあっても、ここで学んでよかったときっと思えるようにみなさんと教職員と思いを共有し共感・努力してゆきたいと思います。
 日々のささやかな努力が自分を変え、人を変えていくということを実感していただきたいと思います。
 人間には、自分で選べないことが二つあります。生まれることと死ぬことです。この二つの大切な局面に密接に関わって、人としての存在の意味を常に考えることのできる仕事は医療や看護とともに人間社会になくてはならないものです。
 大学を出てこの分野に携わる方々との出会いと連携、また卒業して必ずしもこの分野に携わらなくとも、人間として共感し母校として皆様をサポートできる存在でありたいと願っています。


大阪健康福祉短期大学
学長 眞鍋 穰

教育理念

  1. 本学は、健康と社会福祉の研究とその担い手の養成をつうじて社会の民主主義の発展に寄与する。
  2. 本学は、地域と結びつき、地域住民の社会的要請に応えるような、高等教育機関として健康と社会福祉の研究をおこない、その中でも実践的な研究を重視する。
  3. 本学は、健康と社会福祉の研究と教育の分野で他の高等教育機関と提携し、社会的に開放し、国際交流をはかる。

地域総合介護福祉学科の教育理念

 本学科は、全ての学生の存在の価値を尊重し、その人権を保障し、成長の可能性に絶えず挑戦する人間の育成を目指します。

 学びとは、個々が主体的に取り組むことによって初めて定着し、もって豊かな人格の形成を促すものであり、その学びの連鎖が、学生集団における協働の姿勢を育みます。

 教育・福祉を学ぶとは、人間とその生活実態を科学的に把握することを土台として、人々がより幸福に、快適に、人間らしく暮らすことのできる方法を見いだすための実践を学ぶことです。それにより学力を高め、自らを鍛え、教育・福祉を探求することで、新たな価値や技能を創造することです。その絶え間ない努力の集積こそが、地域社会の一員である自己の責任を明確化し、より豊かな社会を実現する力をもちます。

 よって本学科は、教育・福祉にかかる専門職養成教育を通して、学生個々が自らの自己実現を図りながら、地域社会への最大限の参加が実現できるための能力を獲得できるように支援することを教育の理念とします。そして、人を大切にする教育・福祉の理念が、地域で暮らす人々において生活文化として根付くことを願うものです。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)について

学習を通して以下の目標を達成し、必要とされる単位を習得したものに対して短期大学士の学位 (介護福祉学) を与えます。
  1. 介護や福祉を学ぶことを通して、豊かな人間関係と社会性を身に付けている
  2. 客観的な事実から物事を考え、判断できる
  3. 介護や福祉に対する深い関心を持ち、主体的に学び、自ら考えられる力を身に付けてい る
  4. 人権を尊重し、人間の尊厳を護るための態度を身に付けている
  5. コミュニケーションの基礎となる発信、伝達、記録の技法を身に付けている

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成の方針)について

地域総合介護福祉学科のカリキュラム (教育課程) は、上記のディプロマ・ポリシーを実現するために、特に以下のような方針のもとに編成されています。
  1. 社会の成り立ちを深く理解できるよう、介護や福祉に関連する幅広い科目を提供する
  2. 介護の必要な人の尊厳が護られた生活を実現するために、正確な情報分析に基づいて、最善の支援について判断することが出来るよう、演習授業や実習を重視する
  3. 講義、演習、フィールドワーク、実習を通して、介護福祉に関する社会的課題を客観的に把握し、科学的に分析することを体験する
  4. 演習、フィールドワークを通して、豊かな社会を実現するため、人や地域社会が持つ力を高め、新たな価値や技能を創造することができる
  5. 人間の存在の価値とその尊厳の保持と自己実現を支援する視点に立った科目を系統的に複数配置する

アドミッション・ポリシー(本学科の入学者受入れ方針)について

本学科は、介護や福祉に関する学問を修め、介護福祉士国家試験受験資格の取得を目指す学科です。本学の教育理念を理解し、学修を通して以下の目標を達成しようとする意欲のある学生を求めています。
  1. 「介護」や「福祉」について自ら考えようとする人
  2. 社会の成り立ちや自らの生活について、興味をもっている人
  3. 自ら進んで学ぶ意欲のある人
  4. 人間に興味をもっていて、他者とかかわることができる人
  5. 日常生活において他者に情報伝達したり、他者からの情報を受け取る能力を有している人
 高校の授業や課外 (クラブ) 活動等の中で、自分なりに意欲・関心がもてるものに取り組み、アドミッション・ポリシーで掲げている学生を求めています。また、入学後も同様に、自ら意欲・関心がもてるテーマを見つけ、介護福祉に対する探究心を持ち、介護福祉分野の未来を創造していく意欲のある学生を求めています。
 入学者選抜においては、高等学校での学習や課外活動を通して身に付けた「知識・技能」、それを基礎とした「思考力、判断力、表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」と、介護福祉を学ぶことに対する意欲について総合的に評価します。
 従って、本学科入学にあたっては、介護福祉の対象者 (高齢者や障がい者) の暮らしや思いについて書かれている著書や、対象者への聞き取り等を通して、その実態に触れておくことを勧めます。

沿革

1997 年 広瀬町立島根総合福祉専門学校の開校
広瀬町は、1996 年から高校生の進路調査・福祉人材の需要調査など研究を重ね、1 学年 35 人の介護福祉士養成施設の設立に踏み切り、4 月全国 3 番目の町立専門学校「広瀬町立島根総合福祉専門学校」を開校した。
大阪総合福祉専門学校を立ち上げ、学校運営のノウハウを蓄積してきた社会福祉法人あおば福祉会から事務長を招き、少人数の行き届いた教育をスローガンに、地域とともに育つ学校づくりを教育理念におき、大阪総合福祉専門学校と姉妹校関係を結んだ。
2001 年 学校法人広瀬学園の設立
めまぐるしく進化する社会情勢に的確に対応し、これまで以上に地域社会に有為な福祉人材を育成するために、学校運営を町立から法人に切りかえる。広瀬町長を法人理事長に迎え、町の支援体制はそのままに、さらに魅力的な学校づくりにむかってスタートする。
2002 年 学校法人みどり学園「大阪健康福祉短期大学」開学
大阪総合福祉専門学校介護福祉科の伝統を受けついで、「介護福祉学科 I 部・II 部」を開設。
(2012 年 3 月をもって介護福祉学科 II 部を閉科)
2004 年 島根県で 2 校目、民間養成校としては初めての保育士養成科「児童福祉科」を開設
時代が求める子育て支援のマンパワー「保育士」の養成を行う「児童福祉科」を開設。広いライフステージを対象とした福祉人材育成の体制が整う。
2006 年 大阪健康福祉短期大学 子ども福祉学科開設
大阪総合福祉専門学校児童福祉科の伝統を受けついで、保育士養成のための「子ども福祉学科」を開設。新校舎 (3 号館) が完成。
2007 年 大阪健康福祉短期大学子ども福祉学科に幼稚園教諭教職課程開設

島根総合福祉専門学校児童福祉科に幼稚園教諭免許教育連携コース発足
保育士国家資格とともに時代が求める幼稚園教諭免許の取得を可能にした。
2016 年 島根総合福祉専門学校児童福祉科 松江学園南キャンパスを開校
12 年間の安来市を中心とした保育のネットワークを基盤に、2018 年問題に対応可能な地域貢献の在り方を検討した結果、松江市に授業拠点を新設。広い入学ニーズに応えることが可能になる。
2018 年 学校法人みどり学園 大阪健康福祉短期大学 保育・幼児教育学科開設
保育ニーズに対応できる保育士、幼稚園教諭の育成と地元定着を目的に、島根県唯一の私立短期大学新学科として保育・幼児教育学科を開設。地域の保育力を高める実践がスタートした。
2019年 松江学園南キャンパスから現在の松江キャンパスへ移転
2020年 学校法人みどり学園と学校法人広瀬学園が法人合併
4月1日、かねてからの計画に沿って学校法人みどり学園と学校法人広瀬学園が法人合併をする。学術研究を軸に地域課題解決に向けた実践を展開し、一層の地域貢献を果たすことができる体制が整う。
2020年 学校法人みどり学園大阪健康福祉短期大学 介護福祉学科(安来キャンパスコース)開設

学校法人広瀬学園島根総合福祉専門学校介護福祉士科(2年課程)が、大阪健康福祉短期大学介護福祉学科安来キャンパスコースに移行することになった。

2022年 大阪健康福祉短期大学地域総合介護福祉学科開設

1学科2校地制でスタートした介護福祉学科が、安来キャンパスにて独立。これからの地域社会の介護ニーズに応えられる介護福祉士を養成することを目的に新たな介護福祉教育が始まろうとしている。